商売の拡大を考えるなら、外注化を検討すべし
物販ビジネスをご自身で始めてある程度の規模が出てくると、「誰かに作業を任せたいな」と感じることも増えてきます。
外注化を行うことは自分の作業を省力化できることはもちろん、ビジネス全体を俯瞰して考える時間が生まれることにもつながります。
他の人にお願いできる作業は外注し、自分自身はマーケット分析や取扱商品の拡大などビジネス全体の方向性を見据えていくことで、ビジネス拡大のチャンスは広がっていきます。
物販の外注化ができる4つの作業とは?
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商品仕入れ
商品仕入れはかなり時間がかかりますので、外注化を検討したい作業です。
ただ自分なりの目利きも必要となるため、それをパターン化してから外注するのが得策です。(仕入れるか仕入れないかの基準を作るという事)
外注する相手が決まったら、仕入れに使うアプリやショップを共有し、購入してほしい商品・購入してほしい値段をまとめたリストを渡して作業を依頼します。
「〇円以下で買えたら〇円支払う」という報酬にすれば、予算オーバーの心配もありません。
ただアカウント情報を共有して行う作業になるため、場合によってはそのアカウントを相手方に悪用されかねません。依頼は信頼できる人に限定しましょう。
具体的には、クラウドソーシングをする場合は本人確認の出来ている方、あるいはリアルの顔見知りがおすすめです。
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商品リサーチ
その商品の人気がどれくらい高いのか、平均いくらで売れるのかといった市場調査、またその商品を安定して仕入れられるルートの確保など、商品のリサーチは、物販を行う上でとても重要かつ、手間がかかります。
この作業の外注化に関しては、個人に任せる方法や、大規模に作業を行っている企業に頼む方法が考えられます。
できるだけ幅広い商品を扱う会社に任せて、一商品いくらという形でお願いすると、ベストな会社が見つかると思います。
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販売商品の出品・販売
販売する商品のサイトへの登録は単純かつ手間のかかる作業ですので、外注化がおすすめです。
ひとつ売れたらいくらという成果報酬の場合は金額を高めに、登録1件ずつコストがかかる場合は低単価にしていくのがベストです。
商品の検品・発送
売れた商品をお客様の元へ配送するという作業は必ず発生します。
ひとつひとつ住所を書いて送る作業は時間と手間を要するので外注化をしたいところですが、作業の発生頻度がコントロールできない(いつ売れるかがわからない)ことや、商品をどこから送るかといった課題もあるため、コンスタントに商品が売れるようになってからがおすすめです。
作業の外注をするタイミングは?
当然ながら作業を外注すれば、コストが発生します。
そのため収益とコストを比較し、資金繰りに問題が無さそうなぐらいにビジネスが安定してから外注化するというのが基本です。
その段階になるまでは大変ですが、「生みの苦しみである」と考え、ビジネス拡大のために取扱商品を増やしたり、より買ってもらいやすい工夫を施すなど、少しでも早く外注化できる規模になるようにがんばっていきましょう。